大友克洋が影響を与えた漫画家たち

漫画の吹き出し画像

「AKIRA」「童夢」などで知られる漫画家の大友克洋が、フランス中部アングレムで開催中の国際漫画祭で最高賞を受賞した。

これは、日本人としては初めての快挙とのこと。
しかし、大友克洋は最近ではあまり作品発表していない。
そのことから若い人の中には、「大友克洋ってなにがすごいの?」と疑問の声も。
そこで、世界に認められた偉大な漫画家・大友克洋のすごさを、彼に影響を受けたという漫画家たちから検証してみたいと思います。

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世界の「NARUTO」の岸本斉史

先日見事完結した世界で人気の「NARUTO」ですが、作者の岸本斉史は大友克洋に影響を受けた漫画家の一人です。
「NARUTO」の単行本の中のコラムで公言している。
なんでも、大友克洋の代表作である「AKIRA」の映画ポスターの構図が凝った構図で、当時の岸本は目を奪われたという。
複雑な構図を見事に描く大友克洋にあこがれた岸本斉史は「NARUTO」の中でも、そのエッセンスを度々取り入れていたようです。

 

「YAWARA!」「MASTERキートン」の浦沢直樹

「YAWARA!」「MASTERキートン」など連載する作品すべてが大ヒットしているとも思えるほどの売れっ子漫画家・浦沢直樹も大友克洋に影響された一人。
特に初期の作品にはそれが顕著に表れているという。
浦沢直樹は、大学時代に一度漫画に対する興味を失った時期があるらしいが、その頃世間で評判だった大友克洋の作品に触れることで、再び漫画に対する情熱を燃やすことができたという。
大友克洋に影響を受けなければ、今日の浦沢直樹は存在しなかったかもしれない。

 

漫画の神様手塚治虫も嫉妬した

誰もが知っている漫画の神様手塚治虫も大友克洋に影響、というか嫉妬した漫画家です。
2人は同時代に活躍した漫画家で、手塚治虫は、キャラクター重視のアニメ的な作風だったのに対し、大友克洋は風景や無機質なものでストーリーを進めていく作風でした。
作風が全くの正反対だったのですね。
大友克洋の方が絵を描き込みアーティスティックな感じがします。

そんな緻密でセンスあふれる大友の絵は、手塚も認めていたそうです。
しかし、その才能に嫉妬したからか「僕にも描ける」と言ったそうな。
漫画の神様にそこまで言わせる大友克洋はやはりすごいのでしょう!

 

大友以前・大友以後

大友克洋が活躍し始めた時期を境に、漫画界の作風が「大友以前・大友以後」と二分されるほど、多くの漫画家に影響を与えたという。
今後も多くの作家に影響を与えていくと思う。

ただ、なぜ今更ずっと偉大だった大友克洋がスポットを浴びたのかがピンとこない。
もしかしたら、新たな作品を発表する前フリではないかと期待してもいいでしょうか。

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