又吉進[前沖縄県知事公室長]が外務省参与に異例の起用

政治の吹き出し

前沖縄県知事公室長の又吉進氏が、4月1日付で外務省参与に起用されました。

又吉進氏は、前の沖縄県知事・仲井真弘多氏の下で、辺野古の埋め立て承認をめぐる対応に従事した経験もある人物とのこと。

現在、沖縄では、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設や基地負担軽減の問題があり、翁長雄志知事と政府が対立している状況です。

新たに参与として起用された又吉進氏には、両者の調整役としての活躍が期待されています。

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ニュースのポイント

  • 県職員OBが外務省参与に就くのは極めて異例の事態
  • 又吉進氏には、沖縄県と政府をつなぐ調整役として活躍が期待されている。
又吉進氏の経歴

琉球大を卒業。
1979年に沖縄県庁に入りし、広報課長、基地対策課長などを経験。
2010年4月、知事公室長に就任。
2015年1月、翁長氏が沖縄県知事に就任すると、知事公室参事監を務める。
2015年3月31日付で沖縄県庁を早期退職。

参与とは

一般の会社においては、経営者を補助する立場の職称です。
経営幹部の下位に位置し、業務管理を行うものに用いられます。
同様の職に「参事」があります。

ニュースのソース

外務省参与に又吉進氏=前沖縄知事公室長(2015年4月1日 12:01)

外務省参与に又吉進氏=前沖縄知事公室長(2015年4月1日 12:01)

 外務省は、前沖縄県知事公室長の又吉進氏を1日付で参与に起用した。又吉氏は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先の名護市辺野古沿岸部埋め立てを承認した仲井真弘多前知事を支えた。政府と辺野古移設に反対する翁長雄志知事との対立が深刻化しており、普天間問題に関わってきた又吉氏から助言を得たい考えだ。
 菅義偉官房長官は1日午前の記者会見で、又吉氏について「沖縄県庁で長年にわたって在沖縄米軍にかかる諸問題に従事した。沖縄県の国際交流や防災分野における米軍との協力にも豊富な経験、専門的な知識を有している」と評価した。
 又吉氏は琉球大を卒業後、1979年に沖縄県庁に入り、広報課長、基地対策課長などを経て2010年4月に知事公室長に就任。翁長氏の知事就任後の15年1月に知事公室参事監となり、3月31日付で退職した。

時事通信

沖縄県OBが外務省参与に 基地問題で助言(2015年4月1日 5:00)
沖縄県OBが外務省参与に 基地問題で助言(2015年4月1日 5:00)

 沖縄県職員として長く米軍基地問題を担当してきた又吉進・前知事公室長(部長級)=(59)=が1日付で外務省参与に就任することが分かった。米軍普天間飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設や基地負担軽減をめぐり、沖縄の視点を踏まえた助言が期待されている。県職員OBが外務省参与に就くのは極めて異例で、政府高官や県幹部によると、菅(すが)義偉(よしひで)官房長官ら官邸が登用を主導したという。

 又吉氏は琉球大を卒業後、昭和54年に入庁。広報課長や基地対策課長を経て平成22年4月、基地問題を担当する知事公室長に就任。今年1月まで異例の4年10カ月にわたり公室長を務め、一昨年12月の仲井真(なかいま)弘多(ひろかず)知事(当時)の辺野古の埋め立て承認をめぐる対応にもあたった。

 昨年12月、辺野古移設に反対する翁長(おなが)雄志(たけし)知事が就任したことを受け、又吉氏は今年1月に知事公室参事監に異動。3月31日付で早期退職した。

 又吉氏は「基地問題のエキスパート」(県幹部)で米軍の装備や運用にも精通し、米政府に人脈もある。首相官邸と外務・防衛両省で「安全保障問題について現実的な判断ができる」とみている。

産経ニュース

沖縄県の元幹部職員を外務省参与に(2015年4月1日 4:14)

沖縄県の元幹部職員を外務省参与に(2015年4月1日 4:14)

政府は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って沖縄県の翁長知事と対立が続くなか、移設計画を容認した仲井真前知事の下で基地対策の責任者を務めていた沖縄県の幹部を、1日付けで外務省の参与に任命することになりました。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡っては、政府が名護市辺野古への移設作業を進めているのに対し、沖縄県の翁長知事はあらゆる手法を駆使して計画を阻止する考えで、双方の対立が続いています。
こうしたなか、政府は、沖縄県の幹部職員だった又吉進氏を1日付けで外務省の参与に起用することになりました。
又吉氏は59歳。名護市辺野古の埋め立てを承認した仲井真前知事の下で知事公室長を5年近くにわたって務め、沖縄の基地負担の軽減を目指して政府側との交渉に当たってきました。
しかし、去年12月に翁長知事が就任したあと知事公室参事監に異動し、3月31日付けで沖縄県を退職しました。
外務省は、沖縄県内の自治体の状況や基地問題に豊富な知識と経験を持つ又吉氏に沖縄県との調整役を期待しており、普天間基地の移設計画の進展につなげたい考えです。
又吉氏はNHKの取材に対し、「いかなる意味でも沖縄と政府との意思疎通が切れることはあってはならず、沖縄のためにお手伝いできるのであれば力を尽くしたい」と述べました。

NHK

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